太平記 楠木正成 千早の巻

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あらすじ

天皇の御世を実現しようとする智謀の将・正成は、元弘三年天険の要害・千早城で岩石・大木落しや火油攻め等の奇計妙策で北条の大軍を撃退し続ける。それは諸国の反幕勢力…赤松円心、児島高徳、菊池武時らを挙兵させる導火線となった。さらに後醍醐天皇の隠岐脱出を聞いた足利高氏(後の尊氏)も蜂起、六波羅を陥とす。遂に百四十年続いた鎌倉幕府は滅亡するが、恩賞配分を巡って武士の不満が爆発。謀反した尊氏と正成が神戸湊川で激突した!五十万対七百の決戦の末に…。

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