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唯一の拠り所だったチビを失い、失意の佳津に会社から無残な通告が下される。一方、母の過干渉は佳津の将来にまで及んでおり、自分の知らないところで勝手に結婚相手や出産時期などが決められていたことにゾッとするが、佳津には拒否権はなかった。「自分には母しかいない」「母の言うことを聞いていれば大丈夫」――ますます殻に閉じこもってしまった佳津だが、ふとしたことで運命の再会を果たす……?気弱な娘と暴走母の物語。後ろめたさを感じつつも、温かいその場所のことは知られたくない! 『母の枷』第2話。
全13冊