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プール監視員のアルバイト大学生・稜は、偶然、女性が溺れているのを見つけて救助した。必死になって控室でマウストゥーマウスの人工呼吸をしていたが、ふと、むらむらとした感情に揺さぶらてしまう。稜は、罪悪感と欲望との狭間で気持ちが乱れていたが、みだらな行為に及んでしまう。許されるはずがない。気が付いた女性に激しく抗議されたが、幸い訴えられることはなかった。稜にはまだ見ぬ姉がいた。姉からはたびたび会いたいという手紙が来ていた。その姉が救助した女性・水世とわかる。救助した時の思いが忘れられず、稜は水世と関係を持とうとして迫ってしまう。姉と弟、禁断の性愛は淫靡な熱を持って深く激しく突き進んでいく。潤み,蕩ける、官能禁忌小説。
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