地形の思想史

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あらすじ

「空間」こそ、日本の思想を生んでいた――。もう一つの「歴史」が眼前に!なぜ、上皇(皇太子時代)一家はある「岬」を訪ね続けたのか?なぜ、「峠」で天皇制と革命思想は対峙したのか?なぜ、富士の「麓」でオウムは終末を望んだのか?なぜ、皇室の負の歴史は「島」に閉ざされたのか? なぜ、記紀神話は「湾」でいまも信仰を得るのか?なぜ、陸軍と米軍は「台」を拠点にし続けたのか? なぜ、「半島」で戦前と戦後は地続きとなるのか?7つの「地形」から日本を読み解く。「空間」こそ、日本の思想を生んでいた――。日本の一部にしか当てはまらないはずの知識を、私たちは国民全体の「常識」にしてしまっていないだろうか? 人間の思想は、都市部の人工的な空間だけで生み出されるわけではない。地形が思想を生み出したり、地形によって思想が規定されたりすることもあるのだ。七つのテーマと共に、独特な地形と、伝説を含めてそこに滞在ないし生活する人々の間にきわめて強い関係がみられる場所を実際に歩く。すると、死角に沈んだ日本の「思想史」が見えてくる。風土をめぐり、不可視にされた「歴史」を浮き彫りにする原思想史学の境地!【目次】まえがき第一景 「岬」とファミリー 上   下第二景 「峠」と革命上   下第三景 「島」と隔離上   下第四景 「麓」と宗教上   下第五景 「湾」と伝説上    下第六景 「台」と軍隊上    下第七景 「半島」と政治上    下 あとがき 新書版あとがき 主要参考文献一覧※本書は2019年12月に小社より刊行された単行本を加筆修正のうえ、新書化したものです。

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