心にとって時間とは何か

心にとって時間とは何か

購入済み

通常

pt

dカード利用でさらにポイント+2%

対応端末

  • PCブラウザ

    PCブラウザ

  • Android(スマホ / タブレット)

    Android
    (スマホ /
    タブレット)

  • iPhone / iPad

    iPhone /
    iPad

新刊アプリ通知を受け取る

作品をシェアする

あらすじ

何が分からないかが分かる――、これは素晴らしい技能と言える。ある学問分野において何が分かっていないのかを正確に説明できるのは、その分野を相当に理解している人だけだ。本書では、「心にとって時間とは何か」がどれだけ未知であるのかを探る。私の専門は哲学だが、哲学だけでなく科学についても、さまざまな知見を参照していこう。だれにも分かっていないことを謎としてうまく描き出すには、それがどのような知識によって囲まれているかを示さなくてはならない。私たちの知識の地図に、未踏の地の「輪郭」を描き込んでいくわけだ。あとで改めて言い添えるが、私はこの目的のために、章ごとに違うサブテーマを定めた。〈知覚〉、〈自由〉、〈記憶〉、〈自殺〉、〈SF〉、〈責任〉、〈因果〉、〈不死〉という、各章の章題がそれにあたる。つまり、少なくとも八つの謎が本書には描き出されており、それらの不思議さや面白さ、そして、一つの謎から別の謎への道が見えてくる高揚感とが、私なりの言葉で綴られている。第一章 〈知覚〉――時間の流れは錯覚か第二章 〈自由〉――私はいつ決めたのか第三章 〈記憶〉――過去のデッサンを描くには第四章 〈自殺〉――死ぬ権利は、権利なのか第五章 〈SF〉――タイムトラベルは不可能か第六章 〈責任〉――それは、だれかのせいなのか第七章 〈因果〉――過去をどこかに繋ぐには第八章 〈不死〉――死はいつまで続くのか8つのテーマと謎を手がかりに、「心と時間の不思議」に迫る!

商品情報

シリーズ

全1冊

|

作品をシェアする

同じ作者の本

講談社のおすすめ本

人文・思想のおすすめ本