プロジェクト・ファザーフッド

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あらすじ

「殺し合いを今すぐやめなきゃならない。子供たちを救うんだ」父を知らずに育った男たちが親になるとき――。貧困、差別、暴力を超えて繋がる男たちのドキュメントロサンゼルス南部の街ワッツは、ギャング抗争が頻繁に起こるスラム街。死ととなり合わせの暴力やドラッグ汚染、警官の虐待行為が男たちを捕らえ、父から子、子から孫へと連鎖していく。人類学者でソーシャルワーカーの著者は、元ギャングメンバーに頼まれて、子供をもつ男性たちの自助グループを運営。毎週水曜日の夜、会合には十代の少年から中年層までが集まり、語り合いながらともに「父になること」を手探りする。たがいの喜びも不安もトラウマをも受けとめながら、子供たちを全力で守り、コミュニティを再生していくことを胸に誓う――。Zeebra氏(ヒップホップ・アクティビスト)推薦!父親とはどんな存在であるべきか。そこに完璧な答えなど存在しない。大切なのは自分と向き合う事。負の連鎖を断ち切るのは貴方です!水無田気流氏(詩人、社会学者)推薦!荒んだ街で生き延びるためにこそ、子どもには父親(俺たち)が必要。繰り返されるその言葉は、あまりに重い。父親を知らずに育った男たちが、父親になる意味を問い直し、子どもを守り育てることを誓いながらも、挫折を重ねる。「完璧」からはほど遠い彼らが父親たり得ること(ファザーフッド)を目指すこと。困難で切実なこのプロジェクトの行方を、見守ってほしい。「日頃から銃を使い、ドラッグを売買し、女たちを殴り、刑務所に行き、どうしたら父親になれるのか見当もつかずにいるそうした男たちは、まず自分自身が父親を求めていたのだ。彼らの喪失感の深さと強い欲求から、本人は直接口にはしないが、一つの疑問がひしひしと伝わってくる。『こんな俺がどうしたら父親になれるのか?』」――本書「父親としての傷」より【目次より】01 ワッツ02 父親としての傷03 地元04 あんたも俺たちを見放すのか?05 ブラザーズ06 虐待07 リーリー08 ファザーフッド09 父親っ子10 ベビー・ママ11 働くお父さん12 雇用創出13 ビッグ・ママ14 光明が差す15 チェックメイト16 〈ネーション〉17 地域のヒーロー18 ツインズ19 俺たちはみな家族だ20 スコットランドからの手紙21 写真判定22 俺らがおまえたちのパパになる23 フッド・デー24 シュガーベア25 あと十二日26 ドアを通り抜けて27 ジャメル

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