逝ってしまった君へ

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あらすじ

SNS上で大反響のエッセイ、待望の書籍化。「note」での掲載が大反響を呼んだ壮絶なノンフィクション、待望の書籍化。2019年1月。私は、古い友人のひとりを失った。友人は突然、自らの意思で死を選んだのだ。彼は私の大切な友人でもあり、私のはじめての恋人でもあった__声優・浅野真澄が体験した、大切な人の「自死」。大切な人を失って初めてわかる、大きな悲しみと日々の「気づき」。遺書にあった自らに向けたメッセージ、告別式、初めての「遺品整理ハイ」…そして「君」を失った悲しみの中で見つけた一つの光。『誤解を恐れずに言ってしまうけど、君を失って、私はひとつ、大きなものを得ました。それは、自分を自分のままでいいと思える強さです』『たった一つのものさしで自分を測ることに、意味なんてない』『君がそこにいてくれることが、すべてでした。君の存在そのもので、私はどこまでも満ち足りた気持ちになったのです』あまりにも突然で悲しい出来事を経た「遺された人々」のその想いを、逝ってしまった「君」への手紙の形で綴ります。日々悲しみの中にいるあなたにこそ読んでほしい、大切な人へ向けた祈りに満ちたノンフィクション随想録。※この作品はカラーが含まれます。

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