夏目家の糠みそ

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あらすじ

ワインから骨董品まで、年代物には何ともいえない価値と味わいがある。本書の著者が丹念に手入れをしているという糠みそも「100年もの」。この糠床で漬けた糠漬けには、誰もが舌鼓をうつという。著者は、作家・松岡譲と夏目漱石の長女・筆子の四女。本書は、祖父・漱石と“悪妻”といわれた祖母・鏡子の素顔や、久米正雄との三角関係による文壇スキャンダルと闘った両親への想いを、家族や食卓のひとこまとともに綴った随想集である。家族しか知り得ない文豪の日常も垣間見ることができる、興味深いエピソードも満載。表題作「夏目家の糠みそ」は、漱石の代から受け継がれている糠床の話。「漱石も食べた」ということに加え、祖母から母、娘へと渡る間に糠床に込められた夏目家の女たちの“思い”が、美味しさの秘密なのだと明らかにする。このほか、疎開先で食べた笹団子の味や、毎日通ってくる猫のことなど、しみじみと心和む46篇を収録。解説・竹下景子。

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