今の世では忘れられた昔の物語    下巻

今の世では忘れられた昔の物語 下巻

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あらすじ

左手の小指に赤い感覚器官(赤い糸)と背中に蜻蛉(カゲロウ)に似た羽(羽衣)で運命の相手を探す。現在で言うのなら東北の空白の歴史のことである。青森、北海道王朝と言われ、最後の直系の子孫は黒野(くろの)卓(たく)言う。混血も生き残っているが千人だけで全てが老人なのである。そんな、老人たちと姉とも母とも思われていた自動人形に大事に育てられた。そんな宅には、成人になると運命の相手を探す旅に・・・紙刀(紙で作られた刀)だけを持ち・・・だが、一人旅ではなかった・・・ボンボン育ちの貴族様が妃を探すみたいだよ・・・内心で思いながら・・・・。現在では、富士山麓文明と言われている・・・東北では、祖母の想定外なことが・・・。巨大な人工物が地面の中に埋没・・・都市・・・船が・・・まさか、兄の・・・。姉妹は卓の考えに従う気持ちだった・・・僕は、君を運命の人だと感じています。君は違うといいますけど・・・わしらは治療を受けて完治してきた。あの時の続きをしよう、さあ、さあ、誰を選ぶ?・・・・卓は、誰を選ぶのだろうか?。そして、結末は・・・・。

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